Modus / Kristian Vedel 正規復刻。


Modus(モデュス)
1961年~1980年に製作されていた、Kristian Vedel(クリスチャン・ヴェデル)デザインによるファニチャーシリーズ “Modus(モデュス)”。
最初の製作会社は、Søren Willadsen。
共通のモジュールでチェア、オットマン、テーブルは設計されており、組み合わせによって無数のレイアウトを可能にしていることに加え、
当時ドイツやアメリカに向けて輸出されたこのシリーズは輸送など梱包サイズにも配慮された。
クリスチャン・ヴェデルの作品中、もっとも優れた作品とも言われるデンマークの名作椅子。
 

 
当時、世界に向けてハイエンドな家具を作り続けていたデンマークの家具生産者達が、
世界的な高度成長期を背景に、大量生産を視野に入れたデザインをしていた。
Modusもまた、ローズウッドに本革クッションの組み合わせからもわかるようにその高品位は残しつつ、モールドウレタン成形のアームと背クッション、羽毛入りの座クッション、 シート下のハイテンションネット構造等々、新しい試みが随所に現れた60年代の多くを反映した逸品。
 
2018年春、日本にて正規復刻。
 
 
 

Kristian Vedel(クリスチャン・ヴェデル)1923-2003
デンマークのデザイナーであり建築家。
デンマークモダンデザインの父と呼ばれるデザイナー、コーア・クリントと、ドイツのバウハウスから影響を受けた。
クリスチャン・ヴェデルの”クラシックモダン”なデザインは、材料(特にプラスチックと木)の素材自体を深く理解し、素材の機能に沿ったものであり、デザイン自体の必要性について追求していることに特徴づけられる。
社会や人々が必要とすることについて、自身の見解を持ちながら、客観的に検証することにより、
デザインを通じて実現することに心をおいたデザイナーである。

1942年、指物技術士の資格を取得。 1946年、工芸学校家具科卒業。 1946~1949年、トーヴェ&エドワード・キンドラーセンのもとで働く。 1949~1955年、パレ・スエンソンのもとで働く。 1953~1956年、工芸学校家具科教師。 1955年に自身の事務所を設立。 1969~1971年及び1975年、ナイロビ東アフリカ大学インダストリアルデザイン科客員教授。 1962年のルニング賞受賞をはじめ、多くの賞を受賞。

彼の作品の中でも、ともに家族を意識したデザインである”Bird”、”Child’s Chair”が広く知られる。
 
  
 


No.42 Chair / Kai Kristiansen / 1957

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1957年、Kai Kristiansen(カイ・クリスチャンセン)氏デザインによる、ダイニングチェアです。
 
50年以上の時を経て、日本で復刻した際、座面に新素材を採用したことで、居住性の高さはオリジナルを超えるものとなっています。
 
可動式の背もたれと、ハーフアームから一体となった後脚、座ったときに思わずため息が漏れる座り心地は
他の椅子を探しに来た方が思わず惚れ込んでしまうほど。
 
昨年に木部のフレームをより繊細に、オリジナル初期モデルに近づけたことで
より美しいシルエットになりました。
 
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デザイン性、機能性を併せ持つ、誰もが納得する北欧の名作チェアの一つです。
 
 
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