79 PH-lamper 1925-2011

  • 2012.10.7

2012年8月26日まで、デンマークの Koldinghus Museum(コールディングフース・ミュージアム)にて開催されていました、The PH lamp-Poul Henningsen’s lighting design 1924-2012(PHランプの大回顧展)のために、撮影・出版された作品集『79 PH-lamper』が届きました。
 
今回、PHランプの大回顧展では、デンマークのデザイナー、Poul Henningsen(ポール・ヘニングセン:PH)※敬称略。によってデザインされた照明が展示されました。彼のつくりだす照明は、それ自身が美しいオブジェクトであるだけではなく、常に完璧な照明をつくりだす方法が考えられています。
 
展示では、1924年から現在までにつくられた、彼の最も有名な照明から、プロトタイプや、一点ものの照明にいたるまでコレクションされました。これらの彼の照明は、デンマークの一般家庭から、公共の施設までいたるところで見ることが出来ます。
 
集められた照明は、展示スペースの古い建物の天井下で、まるで浮遊する惑星やUFOのような美しさを魅せてくれます。特に1924年の初期の画期的なデザインは、壁の古いレンガとのコントラストにより、とても現代的に感じられます。
 
 
 
 
 
 
 
 
Poul Henningsen(ポール・ヘニングセン)
 
ポール・ヘニングセンは、デンマークデザインのパイオニアです。1920年代初期、彼はその画期的な照明をつくり始めました。彼の目的は、家庭や公共の空間での生活をより向上させることのできる照明をつくり出すことでした。そのためには、電球を操作し、よりグレア(まぶしさ)を軽減させなければなりませんでした。
 
1930年代に基本的な照明のシステムである、PHシステムが確立されました。そしてそれは大量生産され、世界中で販売されました。代名詞となるデザインが誕生したのです。
 
1940~1950年代にかけ、彼はオリジナルのアイデアに忠実に、新しい照明をつくり続けました。そして1958年、企業や機関のための照明『Artichoke(アーティチョーク)』と、一般的な家庭用の照明『PH5』の2つのデザインにより、彼の目的に一つの到達を果たします。
 
今日、イニシャル『PH』は進化を続け、現代の照明デザインの中においても、最高品質と評されています。
 
 
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