ジブリの立体建造物展

  • 2014.7.23

部分を見れば、全体が見える。
 

スタジオジブリは、1985年の創立以来多くの作品を発表してきました。作品の中には、ドラマがおこる舞台として沢山の個性的な建造物が登場します。

 
それらの魅力は、アニメーションの世界に留まるものではなく、どれも印象的で、どこかに実在していそうな存在感があるものばかりです。

 

作品制作において、時代背景や舞台の設定となる様々な地方の建築様式、風土、習慣などを調べ、それらを画の細部に映し出しています。
 

ジブリ作品の舞台は、その土地が持つ、古くからの建築様式を一度しっかりと調べ上げ、そこに彼らの空想の世界を広げていきます。
 

古いものの良さを受け入れた上で、彼ら独自の新しいものを合わせてつくり上げる。彼らのものづくりへの探究心を実感しました。
 

建物とそこに住む人との距離感を大切にとらえることで生まれる、作品の登場人物との関係性が、建物としての魅力をさらに高めています。

 

空想の世界を掛け合わせ繊細に描かれた建物と、彼らの作品に対する姿勢が、日本のみならず、世界中に受け入れられている所以なのだと深く感じました。

 

 
 
「ジブリの立体建造物展」
 
■会場:江戸東京たてもの園
URL:http://www.tatemonoen.jp/index.html
 
■会期:2014年7月10日(木)~12月14日(日)
 ※休園日=毎週月曜日、月曜日が祝休日の場合はその翌日
 
■開園時間:7月~9月 9時30分~17時30分/10月~12月 9時30分~16時30分
 ※入園は閉園の30分前まで

【一般】400円
【65歳以上の方】200円
【大学生(専修・各種含む)】320円
【高校生・中学生(都外)】200円
【中学生(都内在学または在住)・小学生・未就学児童】無料
 
■アクセス:JR中央線「武蔵小金井」駅北口よりバス5分 2番/3番のりば(西武バス)より「小金井公園西口」下車徒歩5分

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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