ドイツのクリスマス
今年もプールアニックでは、京都のイノダコーヒさんのSTOLLEN(シュトレン)を取り寄せました。
筆者もシュトレンが届くと、ああもうすぐクリスマスだな、今年も終わりに近づいているな。と感じます。
シュトレンはドイツの伝統的なお菓子です。
ドイツでは11月の最終日曜日(Advent・待降節)から、クリスマスの準備が始まります。各家庭では4本のろうそくを立て、クリスマスまでの日曜日毎に1本ずつ火を灯します。
その準備期間の一番の楽しみは、少しずつ切り分けたシュトレンを家族でいただき、4本目のろうそくを灯すときに最後の一切れを賞味してクリスマスを迎えることだそうです。
生地にはドライフルーツやナッツが練り込まれ、表面に砂糖がまぶされていて、今日よりも明日、明日よりも明後日とクリスマスまでの間、少しずつ熟成され、フルーツの風味などが日ごとにパンにうつっていくことで、味が変化していきます。
変化していく味とともに、だんだんとクリスマスも待ち遠しくなります。
クリスマスまでの時間をそんなふうに楽しんでみるのも良いですよね。
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