あまり広くないスペース、季節の行事には家族や親戚が集まる我が家。
ダイニングテーブルより天井までの空間が広くとれることで、お部屋を広く見せることができ、
大人数が集まった時でも、なんとなくテーブルを囲めてしまうのが、ロースタイルなテーブルを選んだ理由。
家族や親戚、友人が集まって会話をしたり、食事をしたり。
思い出したのは、田舎のおばあちゃん家の風景。
皆で自由にテーブルを囲んで盛り上がったな。 いつもより少し笑い声の多い時間。
昔ながらの日本のスタイルが、今はむしろ新鮮に感じます。
SOLID PANEL TABLE >>
そのテーブル、人の温もりを感じられる距離感だから選びました。
ものが溢れた時代だからこそ、改めて考えたい“選ぶ理由”と“その想い”。
それらが加わることで、心は豊かになり、改めて“手にする意味”を持ちます。
一般的なダイニングテーブルの奥行や幅と言えば80cm以上。でもあえて、それより小さなテーブルを選んでみます。
すると、隣り合う人、向かい合う人、その距離は縮まり、優しさや温もりを感じられる“程よい距離感”が生まれます。
ちいさなテーブルだからこそ生まれる、使い勝手の良さも魅力のひとつ。お部屋も有効に使えます。
今回は、インテリアコーディネーターとして、また、ものづくり作家として幅広くご活躍の、Link design-project(リンクデザインプロジェクト)さんに、テーブルの上で育まれる“親と子の想い”が伝わる、温もりあるアイテムとストーリーを、ご提案していただきました。
「ちいさなテーブルの新しい価値」はこちらから>>
2017/06/17 |
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無垢材のパネルを、不規則に接ぎ合わせた、木目の表情豊かなダイニングテーブル。
木材を丸太から製材する時の鋸目(木目と垂直に入る筋のようなライン)もあえて残し、手作業で磨き上げることで、無垢の貴重な表情を個性として活かしています。
木の持つ木目と、節も余すことなく使いたいという想いが込められています。
木の種類は、独特の木目と虎斑が特徴の”オーク”と、深く美しい飴色に変化していく”ウォールナット”の2種。
天板の形に合わせて、数タイプの脚を用意しています。
ラフな印象の天板ですが、高度な日本の職人技術と、遊び心を感じるテーブルです。
SOLID PANEL TABLEの詳細、ご購入はこちら。
2017/04/10 |
カテゴリー: PRODUCT |
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小さなテーブルだから
「ソファや他の家具も置くことができた。」
「いつもより家族との会話が弾んだ。」
あなたの暮らしにぴったりのサイズがきっと見つかる。
プールアニックから小さなテーブルの提案です。
No.1 Trattoria Table(トラットリアテーブル)
W790×D790×H730mm
JASPER MORRISON (ジャスパー・モリソン)デザインによるTrattoria Table(トラットリアテーブル)。
トラットリアという名の通りイタリアの食堂に置いてあるような素朴なかたちに、ホワイトの天板とカラフルポリカーボネイトのアクセントパーツが印象的です。
一人暮らしの方から、カップルや新婚さん、新しい生活をはじめる方にはぴったりです。
W119×D79cmの長方形のサイズもあり、日本の住宅でも合わせやすいテーブルです。
No.2 ユーロダイニングテーブル
W780×D780×H720mm / W1400×D700×H720mm / W1100×D800×H720mm
プールアニックで一番の豊富なサイズ展開を持つダイニングテーブルです。
今回は、本当に必要最低限の大きさで良いという方へW78×D78cmの正方形サイズ。チェアを4脚で検討しているけれど、置くスペースがあまり確保できないという方へW140×D70cmの長細い長方形サイズ。デスクとしても代用でき、お子様や急な来客のときに3つめのチェアをセットできるW110×D80cmのサイズを紹介します。
もちろん、上記以外のサイズも製作可能です。やさしい印象をあたえるテーブルは、全体に角を取っているので小さなお子様のいるご家庭でも安心。お好きな椅子に合わせやすいシンプルなデザインです。サイズ:W140×D70×H72cm
一般的なダイニングテーブルの奥行き80cmより10cm短い、70cmの奥行きにすることで、幅が短いテーブルもすっきりスマートに見せることができ、狭小スペースにも対応することができます。
向かい合う家族を少し近くに感じる。いつもより会話が弾むかもしれませんね。
サイズ:W78×D78×H72cm
小さくてかわいらしい印象のサイズです。普段は2人しかいないし、スペースも限られているから、本当に必要最低限のサイズでいいの。というお客様のお声にこたえ、つくってみました。思った以上にコンパクトながら使いやすいサイズ感に仕上がっています。
No.3 Plywood Dining Table / 水之江忠臣 / 天童木工
W800×D800×H700mm
日本のミッドセンチュリーデザインを代表する名作。
1954年、水之江忠臣により神奈川県立図書館の閲覧用にデザインされたチェアに、その後シリーズとして追加されたダイニングテーブルです。
日本における成形合板技術のパイオニアともいえる天童木工が製作。歴史、品質ともに逸品です。
日本を代表するデザイナーとメーカーにより、日本の住宅のために完成させたテーブルは、当然のようにお部屋に馴染みます。
No.4 エクステンションダイニングテーブル
W860~1210~1560×D860×H720mm
北欧のヴィンテージテーブルと同様のシステムで伸長するダイニングテーブル。無駄な金物を使わず簡単に伸長が行える機能的なデザインが特徴のエクステンションテーブルです。
シンプルだけど飽きのこないフォルムは長く生活を共にするのに最適なデザインです。
下に重なっている天板を引きだすことで広げることができます。
片側だけ引き延ばした状態でも使用することができます。
最大でW1560mmまで広げることができるので、普段は正方形で使用して、少しスペースが必要な作業のときや、急な来客のときに便利です。
>>ヴィンテージのエクステンションテーブルはこちらから
ぴったりのサイズは見つかりましたか?
プールアニックは今後も小さなテーブルをもっと楽しむ方法やアイデアを提案していきます。
お楽しみに!
2016/08/25 |
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テーブル
KUMIKI TABLE (クミキテーブル)
節有りオーク角材で構成された直線的なシルエット。
脚部の構造が特徴的なダイニングテーブルです。
全ての材料がほぼ同一の幅、厚さで構成されていること、天板と脚部の間に空間があることにより、すっきりと軽快な印象を感じさせます。
コーディネイトしたチェア
Waiter Chair(ウェイターチェア)
※写真 樹種:オーク、チェア張地:マスタード
飛騨高山の無垢テーブルに、北欧デザインのチェアを合わせた、おすすめのコーディネイト。
厚みのある無垢材の天板と、すっきりとしたフォルムの脚を持つ「ソリッドダイニングテーブル」に
1950年代、デンマークの不朽の名作「No.42チェア」を合わせました。
オークの木部に、マスタード色のファブリックが映えます。
「ソリッドダイニングテーブル」詳細はこちら
「No.42チェア」詳細はこちら
厚さのある無垢材を贅沢に使用した「Solid Dining Table(ソリッドダイニングテーブル)」。
天然木の自然の形を活かした天板は重厚でありながら、すっきりとした脚が圧迫感を与えません。
Solid Dining Table(ソリッドダイニングテーブル)
住宅事情などにより、サイズの小さめのテーブルが選ばれることが多くなっていますが
もしレイアウトできるのであれば、木目や素材の美しさを十分に味わうことができる、大きなサイズとしっかりとした重量感や存在感のあるテーブルがやはりお勧めです。
Kai Kristiansen(カイ・クリスチャンセン)氏のPaper Knife Sofa(ペーパーナイフソファ)や、No.42チェアを製作している
宮崎椅子製作所さん(以下敬称略)の展示会「宮崎椅子製作所 2001-2015の全椅子展」にうかがいました。
会場には、現在は生産休止されている椅子も含めて、75点もの椅子が展示されており
その全てに座って、座り心地を体感できる貴重な体験をさせていただきました。
展示会では、普段はなかなかお話をする機会のない、工場の職人さんに仕事の難しさや、やりがいについて話をうかがうことができました。
山富さん 担当:木取り
「始めに幅が3メートル以上の大きな木から、これをどの椅子のどの部分に使っていくかを考えます。
椅子によって必要な厚さや長さが異なるため、無駄のでないように割り当てていくことにとても頭を使います。
例えば、カイ・クリスチャンセン氏のNo.42チェアは、肘のパーツが小さく、厚い材料が必要です。
節や欠点を避けながらパーツをとっていくのですが、木目の表情や色味を合わることがとても難しいですね。」
平田さん 担当:布張り
「布の目が通っているか、特に柄の生地を張るときには、柄が歪んでしまわないように、均一に張っていきます。
座や背の角などは特にしわができやすいので、しっかり引っ張って綺麗に張ります。
ただ、引っ張りすぎると座り心地が硬くなってしまい、逆に引張りがたりないと柔らかくなりすぎて、生地にも歪みがでてしまいます。
これらのバランスが難しいところです。
先輩たちとどうやったら綺麗に張ることができるか、試行錯誤を繰り返しながら完成した椅子を褒めていただいたり
No.42チェアやHANDY(ハンディ)といった張りの難しい椅子が任されるようになったとき、とてもうれしいですし、やりがいを感じます。」
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左:No.42チェア/右:HANDY(ハンディ)チェア
お二人をはじめ、宮崎椅子製作所のスタッフ皆さんとお会いして特に印象深かったのは
椅子の話、自分の仕事の話をするときに、皆さんの目が本当にキラキラと輝いていることでした。
誰もが自分達の製品を愛し、仕事に誇りをもって、何より楽しんでいるということを感じました。
最後に、長年、宮崎椅子製作所と製品の開発をしておられる、デザイナーの小泉 誠(こいずみ まこと)さんの言葉を紹介します。
「宮崎椅子製作所では、普通の工場がこれは仕方がないと黙認してしまうところも、綺麗に見えないなら綺麗になるようにしよう。と、
従来の理論や方法論にこだわることなく、自分達で検討を重ねながら独自のアプローチをすることで、課題を解決している。
そのことが高品質で、美しい製品を生み出すことにつながっている。」
展示会を訪れ、話をうかがったことで、宮崎椅子製作所の製品が、日本を始め世界でも人気があり、評価されている理由を見ることができた気がします。
2015/11/30 |
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小泉誠